中医不妊症講座に参加して

illust894鳥のイラスト「卵子はよみがえる」の著者 小杉好紀先生(ウイメンズクリニック南青山院長)の講演を聞いてきました。生命科学の最先端の研究をなさりながら不妊カップルの治療をなさっておられるそうです。

卵子の老化は卵子の量と質の低下です。それを防ぐには、食事、睡眠、運動など基本的な生活リズムが大切であることは言うまでもありません。

でも、若くても心が疲れていたら卵の質は落ちてしまうし、うれしい、楽しいと感じる気持ちは細胞を活性化し心と体を元気にしてくれます。これが卵子の質の向上につながるのではとのことです。

ハーバード大学の研究でも、ストレスマナージメントしたグループとそうでないグループとでは、ストレスマネージメントしたグループの妊娠率が高いという結果が出ているそうです。

中医学でも、ストレスは気うつの状態を招き、女性の様々なトラブルの原因になります。気持ちの切り替えは、心と体をリフレッシュしてくれるようです。